長野県 伊那市立伊那中学校 | 「ふるさと伊那谷学」を実践 空き店舗から始める地域の活性 | 善きことをした小・中学生達 - 日本の学校

善きことをした小学生・中学生達

世のため、人のために立派な行いをしている小学生・中学生達を紹介します。
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「ふるさと伊那谷学」を実践 空き店舗から始める地域の活性

長野県 伊那市立伊那中学校 1年生と2年3組のみなさん

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地域を教室に地域を学ぶ「ふるさと伊那谷学」に取り組む伊那市立伊那中学校。昨年度は2年(現3年生)3組の生徒が、地域に何ができるかを考えるため、2学期から地域の人々と触れ合い、地域を感じて、地域を知る学びを続けてきた。

そして、伊那谷の地域づくりを進める「郷土愛プロジェクト」の協力を得て、昨年5月に閉店し、空き店舗となった衣料品店を地域活性化の拠点にする企画を立ち上げた。そこでお店をきれいにしようと今年2月から4回にわたり清掃した。

生徒たちは「空き店舗を活用することで町の景色を取り戻し、にぎわいを生み出せたら」と話し、雑巾を手に床や壁、ショーウインドーなどの汚れを落とした。

長野県 伊那市立伊那中学校 1年生と2年3組のみなさん2 長野県 伊那市立伊那中学校 1年生と2年3組のみなさん3 長野県 伊那市立伊那中学校 1年生と2年3組のみなさん4

今年3月、同校1年生(現2年生)が、先輩たちがきれいに磨き上げた同店舗で、「ふるさと」をテーマにした「伊那中生が切り取るふるさと川柳展・写真展」を開いた。

同校では昨年度、「道草の日」を設定。1年生は下校中に見つけた野道の花々や雄大な山々など、気に入った風景を撮影し、風景への思いを川柳で表現した。

2回目の作品展で空き店舗での開催は初めて。開会式に参加した生徒たちは「伊那市はきれいな景色がいっぱい。たくさんの人に見てほしい」と話し、同店舗の経営者は「子どもたちの写真と川柳でにぎやかになってありがたい」と感謝していた。

同展では2年3組の地域活性化に向けた活動も紹介しており、来場者が感心したように見つめていた。
(2018年5月掲載)

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