長野県 山形村立山形小学校 | 劇を通して訴え 恥ずかしいよコロナ差別 | 善きことをした小・中学生達 - 日本の学校

善きことをした小学生・中学生達

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劇を通して訴え 恥ずかしいよコロナ差別

長野県 山形村立山形小学校 児童会保健委員会のみなさん

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新型コロナウイルスの課題は、感染拡大だけでなく、感染者や治療にあたる医療関係者、家族などへの差別や偏見が拡散し、深刻さを増してきたことが挙げられる。

私たち子供たちからコロナ差別をなくそう、と立ち上がったのが、山形村立山形小学校の児童会保健委員会の28人の児童たちだ。

保健委員会が企画したのは、劇を通して「差別は絶対ダメ!」を訴えること。養護教諭が台本と指導を担当。物語は、父親が流行地域に単身赴任中の男児が咳をしていたため、感染を疑ってしまう。家族で感染してしまった男児が入院し、退院してからも不安で保健室で泣いている、の二つの話を軸に展開。男児に敏感に反応し、感染するかもしれないと避けたりする児童が現れる。そこでみんなで話し合い、「気をつけていても感染することはある。感染した人は悪いことをしたわけではないんだ」「差別や偏見のコロナに感染したらいけない」と気付き、みんなで保健室の男児を、「おかえり」と迎えに行く…。

劇は密を避けるため、12月8日~10日の3日間に分けて朝の児童集会で上演。保健委員会の児童たちの熱演に、観劇した児童は「コロナ差別は恥ずかしい、絶対にいけない」「最後にみんなで迎えに行くシーンに感動した」と話す。

保健委員会の児童たちは「うちの学校で感染者が出ても、みんなで『お帰り』って言える学校にする」と力強く話していた。

(2021年1月掲載)

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