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善きことをした小学生・中学生達
世のため、人のために立派な行いをしている小学生・中学生達を紹介します。
子供達の活躍を、ぜひご覧ください。
町の魅力、知って! 駅でイベント 住人と企画・開催
和歌山県 白浜町立富田(とんだ)中学校 3年生のみなさん
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和歌山県白浜町のJR紀伊富田駅とその周辺で、4月9日、『紀伊富田駅でイベントします2023』が開催された。住人らで作る「富田駅周辺と富田を楽しむ会」が、広く多くの人に富田地区の魅力を知ってもらおうと、駅の開業90年に合わせて実施した。
同地区は、別名「桜の宮」と呼ばれる熊野神社、津波被害の教訓を伝える飛鳥神社の「津波警告板」や「アドベンチャーワールド」など、様々な名所や人気のレジャー施設があるものの、富田の知名度は高くなかった。
2018年に続く2回目の開催で、今回、この取り組みに力を発揮したのが町立富田中学校の3年生だ。
生徒たちは、2年生の時の総合的な学習の時間の一環として企画段階から参加。物品販売やワークショップ、スタンプラリー、まち歩きツアー、写真展、広報の各班に分かれて準備を進めてきた。
そして当日、生徒たちは地域をより多くの人に知ってもらいたいという思いでボランティアとして参加。まち歩き班は紀伊富田駅周辺の名所や地域のお店などを案内。ワークショップ班は地域の農家が育ててきたそら豆の収穫体験や地元名産のお花を使ってフラワーアレンジ体験を実施。また、物品販売班は、イベント限定ショップ『とんてん』にて、地元特産のウスイエンドウを使ったマフィンやおにぎり、カンナ屑フラワーなどを販売し、午前中で完売するほどの人気だった。富田の今を撮った写真と昔の写真を並べる写真展『とことんだ』も好評で、生徒たちは何もないと思っていた富田に面白いところがいっぱいあった、と地元への関心を深めた様子だった。
1100人が来訪。想像以上の来場者数で、生徒たちは「多くの人に富田を知ってもらえたと思う」「自分たちも知りたいところがいろいろ出てきた」「またやりたい」と言い、今後、新たなイベントに参加し、富田の魅力を発信するとともに、地域の方々と協力し、よりよい地域作りをしていきたい(富中地域創生プラン)。その様子を、同校が開設した公式インスタグラム「とんスタ」(https://instagram.com/tonda_2332?igshid=YmMyMTA2M2Y=)を通して、発信していきたいと話していた。
(2023年4月掲載)
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