愛媛県 西条市立河北中学校 | 「福祉の学び 車いすで形に」ベルマークで車いす2台贈る | 善きことをした小・中学生達 - 日本の学校

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「福祉の学び 車いすで形に」ベルマークで車いす2台贈る

愛媛県 西条市立河北中学校 生徒会のみなさん

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2023年12月25日、西条市立河北中学校の生徒会が、市の社会福祉協議会に車いす2台をプレゼントした。車いす購入資金の元は、生徒会を中心に長年集めてきたベルマーク。生徒たちはベルマークの使い道を検討し、様々な案が出された。当初は、学校生活に必要な備品と交換する案が有力だったが、地域の社会福祉に少しでも役立つものをと、車いすとの交換を決めた。

きっかけは、総合的な学習の時間で「福祉についての学習」に取り組んだ3年生からの提案だった。3年生は、2023年6~7月に「福祉体験学習」を実施。社会福祉協議会から講師を招き、聴覚障がい者に声掛けするとき、どう接したら良いのかなどを学んだほか、手足に重りを付けて高齢者が思うように体が動かせない状態を体感。さらに、点字の作り方や車いすを自分で操作する方法、車いすを介助する方法などを学習した。これらの経験を通して、障がい者や高齢者の大変さを実感したという生徒たちは、「その人のことを思いやること、そのためには、先ずは相手のことを知ることが大切」だと学んだと話す。そして、「誰もが社会で当たり前に暮らせる社会をつくるためには、福祉の充実が必要だと強く感じた」と言い、「少しでも地域に貢献できれば」との思いが、今回の車いすを贈る取組につながった。

生徒たちは、「学校での勉強を地域社会の貢献につなげられた」と喜び、「2台の車いすが、障がい者や高齢者の役に立ってくれれば」と願っている。

(2024年3月掲載)

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