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善きことをした小学生・中学生達
世のため、人のために立派な行いをしている小学生・中学生達を紹介します。
子供達の活躍を、ぜひご覧ください。
能登半島被災地への募金、毎日の見守り ありがとうのキャンドルナイト
長野県 大町市立大町西小学校 3年2組のみなさん
>この学校を詳しく知ろう
長野県大町市で150年の歴史を刻む市立大町西小学校。児童一人ひとりが主体的に、それぞれの輝きを認め合いながら学びを深めていく「協働の学び」を授業の基本とする同校の児童は、みんなの力を合わせ、助け合いながら「やってみたい」学びや活動にチャレンジしている。
3年(現4年生)2組の児童23人は、2024年2月2日、元日に起きた能登半島地震の被災者を支援しようと、市内大型スーパーや市役所で募金活動を行った。手描きのポスターを掲げて呼びかけると、多くの市民が協力。約5万円が寄せられた。
2組の児童は、募金に協力してくれた市民や、下校する子どもたちを、日々安心安全に見守るボランティアの方々への感謝の気持ちと、2011年3月に発生した東日本大震災や今年元旦に発生した能登半島地震の被災者への追悼の想いを表そうと、「キャンドルナイトイベント」の開催を企画した。
23人は全校児童にも協力してもらおうと、分担して各クラスをまわり、ろうそくを収めるプラスチックコップにメッセージの記入を依頼。同校の児童は3年2組の企画に賛同し、感謝や励ましの言葉を添えた400個を超えるコップが集まった。
そして3月11日、会場となった同校東門の丸花壇には児童や保護者、地域の人々多数が参加。夕方6時30分、丸花壇に並べられたコップのろうそくに火が灯され、3年2組の児童が作った「ワスレナイ、命、カンシャ」の文字がやわらかな光の中に浮かび上がると、感嘆の声が上がった。
3年2組の児童たちは、一人ひとりの力とみんなの協力で、感謝の思いを込めることができたと笑顔に。子どもたちからは励ましの歌も披露され、心温まるイベントとなった。
(2024年4月掲載)
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