比叡山中学校の教育目標
- 教育方針/教育理念/建学の精神/ビジョン
- 伝教大師(最澄)は延暦7年(788)に比叡山を開創され、入唐帰朝後の弘仁9年(818)に、『山家学生式』の学則を制定されました。厳しい精進と体験をもとにした、宗教の実践と指導的な立場にたつ人材の育成が目標です。
大師はその際に「国宝とは何物ぞ、宝とは道心なり、道心ある人を名づけて国宝となす」、「一隅を照らす」人、「能く行い能く言う」人、「己を忘れて他を利す」人を国宝となすという教育理念を樹立されています。本学園は、この大師の精神を教育の根本として、明治6年(1873)に「天台総黌」として創立いたしました。
昭和23年(1948)には、学制改革を契機に学園の門戸を開放し、宗門外の一般生徒を広く募集することとなりましたが、今日もこの理念は脈々と受け継がれています。 - 教育の特色
- 僧侶の実践目標である「掃除」「挨拶」「学問」を学校実践目標とし、毎日の朝礼、清掃活動、お互いの挨拶を大切にしています。
また、4つのチャレンジを掲げ、生徒・教員が取り組んでいます。
チャレンジ1:「学び合い」による探究型授業
チャレンジ2:英語教育の強化
チャレンジ3:ESDを柱とした校外学習
チャレンジ4:縦割りの学校行事
比叡山中学校の周辺環境・生徒数ほか
- 周辺環境
- 本学園のある坂本は、延暦寺の門前町として発達したところで、今も町内各所にさまざまな史跡が残ります。背後には比叡山の雄大な自然が控え、前方には琵琶湖の青々とした湖面が広がり、さらに学園は指揮を通して色鮮やかな木々に包まれます。
学び舎として、心身の成長期にふさわしい恵まれた環境と言えるでしょう。 - 生徒数
- 男子88名 女子103名(2024年4月現在)
2024年度 全校生徒数:192名
男子 | 女子 | |
---|---|---|
1年 | 25名 | 32名 |
2年 | 35名 | 36名 |
3年 | 28名 | 35名 |
- 併設校/系列校
- 比叡山高等学校、比叡山幼稚園
- 設立年
- 1873年