面接に向けての取組

まずは自分は何がやりたいのかを知り将来の働く自分をイメージ

自分を知る

なぜ「自分」を知るのか
面接試験において、相手(面接官)に自分自身を効果的にアピールするためには、まずは自分のことを知らなければなりません。自分は何がやりたいのか。どんなことにやりがいを感じるのか。自分の特長は何か。様々な角度から、改めて自分のことを考えてみましょう。

1)自分は何がやりたいのか?何にやりがいを感じるのか?
たった一度の人生です。本当に自分が好きなことをやって、充実した毎日を過ごしてみたいと思いませんか?これからの将来を決める大事な進路選択。まずは「自分がどんなことに興味を持ち、どんなことにやりがいを感じるのか」、面接試験をきっかけに、じっくりと自分と向き合ってみましょう。

2) 自分の体験や特長を、夢(目指すもの)の実現に必要な要素と結びつける

3) 自分の強みや特長を、相手が求めているものと結びつける

面接試験は面接官とのコミュニケーションです。一方的に自分の気持ちや意見を押し付けるだけでは、面接官には上手く伝わりません。面接官が何を求め、どんなことを考えているかをしっかりと理解したうえで、自分をアピールしましょう。

自分を知るには
1.自分の喜怒哀楽(何に喜び、怒り、哀しみ、楽しめるか)と、その理由
2.自分が大切にしているものと、その理由
3.自分の歴史を振り返る=自分史(印象に残る経験や思い出、影響を受
  けた人物など)
4.他人に自分のことを聞いてみる(自分の良い所/悪い所/相手からみた
  印象)
5.今までやったことのない、色々なことにチャレンジしてみる

相手が何を求めているのかを理解したうえで効果的に自分をアピール

相手を知る

なぜ「相手」を知るのか
相手を知ることは、面接試験を受験するうえで、自分を知ることと同じくらい重要
です。あなたの志望先はどのような所か?理念や研究(事業)内容、社会において
の役割、どのような人材を求めているのか?まずは、相手を知らなければ、
何も対策を立てることはできません。入学後(入社後)に後悔することがないよう、また自分自身を効果的にアピールするためにも、しっかり相手のことを知っておきましょう。

相手を知るとは
1.学校(会社)のパンフレットやホームページ、シラバス等を読んでみる
2.オープンキャンパスや体験入学(会社見学やインターンシップ)に参加
  して、自分の目で見て確かめる
3.実際にその学校に通っている学生や卒業生などから話を聞いてイメージ
  する
  就職の場合はその会社に勤めている先輩や知り合いから話を聞いてイメー
  ジする

オープンキャンパスや体験入学は、現在在籍している学生の「生の意見」や「雰囲気」からその学校を知ることのできる良い機会です。志望する学校のオープンキャンパスには必ず参加しましょう。
参加した内容は面接の質問対策になるほか、志望理由と結びつけて話すことで、より一層、面接官へあなたの「入学(入社)への想い」を伝える武器となります。また、オープンキャンパスや体験入学では、在校生が学生スタッフとしてお手伝いする学校が多くあります。この学生スタッフだけでなく、お手伝いしていない学生にも話を聞いてみると良いでしょう。
就職の場合は、インターンシップや会社見学に参加し、社員の方に積極的に話を聞いてみましょう。

株式会社JSコーポレーション 代表取締役社長 米田英一